セルフビルド

— つくる時間ごと、住まいになる —

氣颯舎のセルフビルドについて

セルフビルドというと、
仕上げや塗装だけを指すことが多くあります。

氣颯舎では、
やりたい工程に制限を設けていません。

土壁の下地となる竹を編む人もいます。
基礎工事に関わった人もいます。
建て方の準備を一緒に行った人もいます。

大切なのは、
「どこまでやるか」ではなく、
**「どう関わるか」**です。

「危ないからダメ」では終わらせない

セルフビルドでよく聞くのが、
「そこは危ないから無理です」
という言葉です。

氣颯舎は、
その一言で終わらせません。

  • なぜ危ないのか
  • どこがリスクなのか
  • どうすれば成立するのか

を整理したうえで、
やる方法を一緒に考えます。

そのうえで

  • プロが見る工程
  • チェックを入れるタイミング
  • セルフで進めて良い範囲

を決めます。

基礎も、構造も、下地も「相談対象」

氣颯舎のセルフビルドでは、

  • 基礎工事
  • 構造に関わる作業
  • 土壁・下地・荒壁
  • 建具・造作
  • 外構や付属小屋

すべてが相談対象です。

「ここはプロ」「ここはセルフ」と
最初から決めつけることはしません。

その人の経験、体力、時間、
建物の状態を見たうえで、
成立する形に組み替えます。

氣颯舎が担う役割

自由度が高い分、
氣颯舎は次の役割を必ず担います。

  • 工程と安全の整理
  • 失敗が致命傷になる工程の見極め
  • 施工の節目での確認
  • 必要に応じた職人との連携

セルフビルドを
「無謀な挑戦」にしないための役割です。

向いている人

氣颯舎のセルフビルドは、

  • 自分の手で建物に関わりたい
  • 失敗も含めて学びたい
  • 完成だけでなく、過程も価値だと思える
  • 指示されるより、考えながら進めたい

そんな人に向いています。

逆に、

  • 失敗を一切許容できない
  • 工期と仕上がりだけを最優先したい

場合は、
セルフビルドである必要がないかもしれません。

セルフビルドは、
楽な方法でも、安い方法でもありません。

それでもやりたい人のための選択肢です。

進め方(目安)

1.初回相談(やりたいこと・不安・予算・期間の整理)

2.セルフ範囲の決定(やる/任せる線引き)

3.図面・工程表の作成(材料・工具・手順)

4.施工(重要工程の節目でチェック)

5.仕上げ・調整(暮らしながら整える)

よくある質問

Q. 費用はどのくらい変わりますか?
A. “セルフ=安い”とは限りません。時間・道具・やり直しリスクも含めて整理し、現実的な分担を決めます。

Q. どこまでセルフでできますか?
A. 建物の種類(新築/改修/古民家)と、工程・安全性によります。最初に線引きします。

Q. 失敗したらどうなりますか?
A. 失敗しやすい工程を避け、節目で確認することで「取り返しがつかない失敗」を防ぎます。

相談について

「セルフビルドに興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない」
そんな段階からでも大丈夫です。

まずは、

  • つくりたいもの
  • できそうなこと
  • 不安なこと
    を一度、整理しに来てください。

つくる時間は、住まいの一部になります。
氣颯舎は、その時間が「良い記憶」として残る形を目指します。